アルミ缶とスチール缶のリサイクルについて

こんにちは、リサイクルのコウコウです。

前回は福岡市での空きカンや空きびん、ペットボトルの処分方法をご紹介しましたが、回収された空き缶はどのようにリサイクルされるのかご存知ですか?

今回はアルミ缶とスチール缶、回収された空き缶のその後について調べました。

アルミ缶とスチール缶の違い

缶をよく見るとアルミ缶とスチール缶を示すマークが付いています。
arumimark     steel

アルミ缶とスチール缶があるのは飲料の製造過程に違いがあるからです。

コーヒーは高温のまま缶に入れるため時間とともに冷めて密封された缶が圧力で変形しないよう強度のあるスチール缶を使用していますが、炭酸ガスの膨張作用により缶内部から外に対して圧力がかかるビールや炭酸飲料はアルミ缶が使用されます。

またアルミには冷えやすい特性があるので、基本的に冷やして飲む缶ビールや炭酸飲料、スポーツドリンクなどはアルミ缶が使用されています。

最近はアルミのボトル缶に入ったコーヒーがありますが、キャップを締める前に窒素ガスを注入し缶内の圧力を上げておくことで冷めても変形することを防いでいます。

 

アルミ缶のリサイクル

1.回収されたアルミ缶は再生工場へ運ばれます。
2.表面の塗料やフィルムなどを取り除きます。
3.アルミ缶を溶かします。
4.溶かしたアルミニウムをかたまりにします。
5.アルミニウムのかたまりを薄い板にしてアルミ缶へ再生します。

 

スチール缶のリサイクル

1.回収されたスチール缶を再生工場へ運びます。
2.缶を鉄スクラップします。
3スクラップされた鉄は製鉄所で缶にするための製缶工場や、車や橋などのパーツにするための再生工場へ運ばれます。
4.製缶工場で缶にされた物は飲料工場にて飲料が入れられ自動販売機や小売店で販売されます。

 

回収方法

前回ご紹介した自治体での回収の他に、拠点回収と集団回収があります。

・拠点回収
スーパーなどに設置されている回収ボックスでの回収方法です。

・集団回収
ボランティア活動として、小・中学校や老人会、婦人会などが資源回収業者と協力して行っている回収方法です。

 

まとめ

自治体やスーパーなどの回収ボックスではアルミ缶とスチール缶の分別の指定はありませんが、捨てる前には中身を捨てて水ですすいでから処分しましょう。

また外出先で購入し不要になった空き缶は絶対にポイ捨てせずに空きカン回収ボックスに捨ててくださいね。

リサイクルのコウコウに空きカン、空きびん、スプレー缶の処分を依頼される際にも分別の必要はありませんが、中身が残っていると回収出来ませんのでご注意下さい。

また空きカン、空きびん、ペットボトルと一緒に不要な家具・家電も回収致しますのでお電話やメールでお気軽にご相談下さい。


 

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